第101回(2025年)

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往路【1月2日】

1区・齊藤大空選手は序盤先頭集団で中央大を追う。赤と青のタスキに込められた思いを背負い、力強く出走。区間17位でエース2区吉田響に襷を託す。

2区を駆ける吉田響選手。13人抜きの快走で日本人歴代最速となる1時間5分43秒をマークし、堂々の区間新記録(区間2位)を打ち立てた。チーム順位を4位に押し上げ戸塚中継所に飛び込んだ。

3区・スティーブン・ムチーニ選手は、順位を一つでも上げようと沿道の声援を力に走り抜き、東京国際大に続き12.5キロ付近でついに青山学院大を捕らえる。順位を2つあげてチーム順位2位・区間2位で襷を繋いだ。

4区の野沢悠真選手は、青山学院大の猛追にあい、3位に後退するも3回目の箱根路となる経験をいかした落ち着いた粘りの走りをみせる。昨年の区間15位から今年は6位に躍進、チーム順位3位・区間6位で往路最終の5区山口選手に襷を繋ぐ。

5区は1年生の山口翔輝選手。初の山登りとなる山口選手は、チームメイトの思いを襷に込め、強豪に臆することなく厳しい箱根の山を駆け登る。後半に追ってきた早稲田大、駒澤大に交わされるも堂々の5位でゴールテープを切った。

 

 

復路【1月3日】

6区の川上翔太選手は、先頭から3分37秒後に走り出し、標高差約800メートルを一気に駆け下りた。昨年の経験もいかしながら粘り強い走りで区間13位・総合5位のまま、織橋巧選手に襷を託す。

7区・織橋巧選手は、前後のチームと離れて単独走という展開で終始安定したペースを守り、前を行く早稲田大を追う。その差を27秒詰めて平塚中継所に飛び込んだ。

8区・石丸修那選手は、初の箱根路を堂々と走り抜き、最後は他校の選手と競り合いながらチーム順位を一つあげ、区間11位・総合4位で9区の主将・吉田凌選手に襷を託した。

仲間の思いを受けた9区・吉田凌選手。前を行く國學院、早稲田大の背中を必死で追う。4年間の思いのこもった走りで、区間13位・総合5位で鶴見中継所に入り襷を託す。

アンカー10区の小池莉希選手。チーム全員の思いを襷に込め、大手町のゴールに向かって一つでも順位をあげようと走り抜き、区間13位・総合7位で東京・大手町のフィニッシュテープを切った。総合タイムではチーム過去最高の記録を刻んだ。